拝啓 平成18年4月介護保険改正を期として、現場の皆様の間で「口腔ケア」への認識が高まってきております。そうしたなか日頃より、利用者さま・患者さまへの対応で様々なご苦労があるのではと、こころよりお察しいたします。
通常、歯科衛生士などが行う「口腔ケア」とは、歯のブラッシングや舌の清掃だけをさすものではありません。もちろん、機械的に行う清掃は大事なのですが、じつは利用者さま・患者さまの口腔機能の確認とそれに対する口腔リハビリテーション・口腔マッサージなどはさらに大切なのです。
「口腔ケア」は、「誤嚥性肺炎」の予防に直結する話題として、新聞記事などにも掲載されるようになりましたが、私どもは単なる清掃だけでなく「口腔機能の向上」を視野にいれなければならないと考えています。
また、当センターではRSST(空嚥下テスト)や水飲みテストなど嚥下障害の有無をアセスメントできる手法の講習なども行っております。私どもが施設などにうかがった際に嚥下の状態の確認に使っている方法ですが、嚥下の状態確認には簡単でよい手法です。
現在、ハロー歯科・高齢者障害者口腔リハビリセンターは、県内各所の介護施設・福祉施設・居宅の利用者さま・患者さまを中心に診療しております。その経験の中で知り得た高齢者の方の、口腔に関する特徴や特有のリハビリテーション技術を皆様へ知っていただく機会を持っていただきたいと考えております。お問い合わせなどがございましたらご連絡ください。微力ではございますがお手伝いさせていただきたいと思います。 |